カナディアンエスキモードッグ

カナディアンエスキモードッグ

ルーツ

カナディアンエスキモードッグは「クィミグ」と呼ばれるイヌイットの土着犬から発達した。トゥーレ文化に密接な関わりを持つ犬である。北米大陸の海岸沿い及び群島地域の原産で、その力とスタミナを似てマラミュートとシベリアンハスキーの素晴らしい中間種となっていた。現存するカナディアンエスキモードッグの血統は、主にカナダのノースウェストテリトリーのエスキモー犬研究財団が繁殖した犬の流れをくむ。バフィン島及びブーシアとメルヴィルの両半島に住むイヌイットが飼育していた個体を基礎犬とした。北方産の犬種の倣いで、犬ぞりまたは、熊やアザラシなど大物猟の猟犬として作られ鍛えられてきた。家畜化された動物の中では、北極の雪と寒気と重労働に耐えられる唯一の生き物であった。生まれながら勤労犬である。

特徴

全体的な外観は他の北方犬種に似ている。四肢の長さはほどよいパワフルな体格の中型犬で競走用ではなく、厳しい不断の労働のために作られたという印象を与える。くさび形の頭部と直立耳を持つスピッツ系の犬の典型である。斜めな目が生真面目な表情を作る。被毛は下毛と厚く真っ直ぐな上毛の二層構造。牡はたてがみのような毛を頸と肩に持ち力強い印象を強調する。様々な毛色とパターンがあり、特に望ましいとされるものはない。

性格

カナディアンエスキモードッグの気質を評価する時は、その生い立ちと本来の用途を思い起こすべきである。現今の繁殖家は明白な人なつこさと疎通性の良さを強調するが、あらゆる家庭にふさわしい万人向きの犬ではないことも充分承知している。食べ物であれ、遊びであれ、仕事であれ、喧嘩であれ、どんな刺激を与えても熱烈に答えてくれる犬である。

健康管理

サバイバルのために力と独立心と群れの心理に頼っている犬なので、充分な運動と監督を提供できる家庭にしか向かない。最小限の食べ物で重荷を引いて長距離を走るソリ犬ではある。都会向きとは言えない。

動画

-カナディアンエスキモードッグ-