ジャーマン・ショートヘアード・ポインター

ジャーマン・ショートヘアード・ポインター

特徴

典雅な輪郭、とぎすまされた頭部の線、胸深豊かな筋肉質の体を持つ気品に満ちた鳥猟犬である。つややかな毛並みが日差しに映えるとき、なんと高貴な古い血筋の犬かと感嘆を禁じ得ない。イギリスで許容されている毛色はソリッド・リバー、リバーアンドホワイト、ソリッドブラック、あるいはブラックアンドホワイトだが、アメリカでは黒を許容していない。大きさは英米共に規定しており、牡は体高23-25インチ/58-64㎝、牝は/53-59㎝である。英国の犬種標準は体重を明記していないがアメリカでは牡が55-70ポンド/25-32㎏、牝は45-60ポンド/20-27㎏と規定している。尾は作業中の損傷を防ぐねらいもあって断尾するのが慣例である。後躯の踏み込みが力強くポインターの象徴となってる伸びやかな歩様で大地を楽々と駆ける。

ルーツ

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターは名前の通りドイツ原産で17世紀にはすでに知られていた。人の手で作り出されたサイボーグのようなこの犬は狩猟が重要な食料源であった時代と国々において、狩りだけに従事させる専門犬種として繁殖された。古いタイプのジャーマンポインターは同じく古い犬種であるスパニッシュ・ポインターとブラッドハウンドの混血から作られた。結果はかさばったハウンド風の犬で、ウサギや野鳥を狩らせたのみならず、大きめの獲物の追跡にも用いられた。

ドイツでもっとも普及している猟犬はジャーマン・ワイヤーヘアード・ポインターだが、英米ではジャーマン・ショートヘアード・ポインターの人気が凌駕してきた。単に被毛タイプが違うだけの同一犬種ではない。ショートヘアードは短く堅固な背を持つが、ワイヤーヘードの背はこれより長い。気質を始めまさしく生き方そのものまで違っていることが多いのである。ドイツでは犬の実用性能に非常な力点が置かれる。今日に至るまで、繁殖犬は実猟検定の合格証と形態部門におけるタイトルを兼備した個体でなければならないという伝統がある。

性格

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターは穏和で人なつこく、むらのない安定した気質を持っている。注意力と警戒心に富み、従順で忠実である。家庭向きの個体は子供にも親しみ、庭でのゲームなどに誘えば喜んで参加する。猟犬としては猟人の命令に従って作業をする。一日の終わりには炉辺の長いすに丸まり、こうごうとも燃え盛る薪の火を主人と分かちあうことを無上の喜びとする。犬舎で飼えないこともないが、家人を慕い、自分も家族の一員と感じていたい欲求が強いため、出来れば飼い主と一つの屋根の下で暮らす方が幸せである。仲間はずれになるのが嫌いな、ちょっぴり寂しがり屋。

健康管理

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターは、毎日、かなりの運動量を必要とします。それ以外はほとんど持病のない長寿犬でらる。

動画

-ジャーマン・ショートヘアード・ポインター-