ゴールデン・レトリバー

ゴールデンレトリバー

特徴

元来「ガンドッグ」として作られた犬なので、全体的な均斉美、対称性が重視される。鼻は黒いことが望まれ、臭跡を有効に捉える大きく開いた鼻腔を伴う。明瞭なストップ、両目の間隔の広い濃褐色の目、付け根が目と同じ高さの形良い耳が、犬種の典型である温順聡明な表情を作る。被毛は極めて美しい犬種特徴である。上毛は平滑でも波状でもよく、抗水性に富む下毛を伴う。イギリスの犬種標には、ゴールド系、クリーム系であれば濃淡不問としているが、マホガニーは除外している。イギリスでは牡の体高は22ー/55-60㎝、牝/50-55㎝であることが求められている。アメリカとイギリスでは全体的なタイプも異なる。自国のタイプの方が正しいという信念を持っている。

ルーツ

「純血種」の実用鳥猟犬としてのゴールデン・レトリバーの足跡は、19世紀にスコットランドの愛犬家であるトゥイードマス卿の手書きの記録に克明に記されている。スコットランドのギザハンにある家にディアハウンド、ポインター、様々なレトリバーが飼育されていた。卿の所有権の中にはトゥイード・ウォーター・スパニエルという種類の犬が折り、トゥイード川の荒れた岸辺で見事な回収能力を発揮できることで有名であった。1868年、このウォーター・スパニエルのベルに黄色いレトリバーのヌースを交配した。その結果生まれた4頭の黄色い子犬が、今日のゴールデン・レトリバーの基礎犬となった。

そして、その後生まれた犬たちの多くはイングランドやスコットランドに住む卿の親族友人に譲られた。猟芸に磨きをかけるべき異種交配も導入された。フラット、ウェイビー、カーリーなど様々な気質のレトリバーに加え、サンプソンという名前の赤毛のセッターも使われた。赤砂色のブラッドハウンドを使った結果、くすんだ色と荒い気性の醜い怪力犬が出来たと記録されている。1932年にゴールデン・レトリバーをアメリカン・ケネル・クラブに公認した。今日のゴールデン・レトリバーは、美しいショードッグ、忠実な伴侶犬であるのみならず、作業能力検定、猟野競技会、服従訓練競技会、アジリティーなどの参加犬として、また盲導犬、聴導犬、養老院や病院を訪問する療法犬として、あらゆる分野で活躍する姿を見ることが出来る。

性格

安定した気質を備え、友好的で堂々と振舞う犬である。感受性豊かで、人を喜ばせたいという強い願いを抱いている。犬仲間がいれば犬舎住まいも出来ないことはないが、人間側で暮らすほうが好きである。いずれにせよ、孤独な生活には耐えられない。

健康管理

ゴールデン・レトリーバーには、毎日の運動と人との触れ合いが欠かせません。

丈夫な犬だが、成長が早く比較的大柄な犬種の常で、股異型性に悩まされることがある。遺伝率は25%とみなされていて、スコアの高い犬は繁殖には使用しないほうが賢明である。

動画

-ゴールデン・レトリバー-